
無痛分娩症例数
※筑後エリアでの実績 No.1
293件
充実の医療体制
- 24時間対応
- 麻酔科医常駐
- 医師2名体制
安心して無痛分娩を選択していただけます。
「無痛分娩」と聞くと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
「本当に痛たくないの?」「どんな分娩方法なのかイメージがつかなくて怖い」「赤ちゃんに影響はないの?」と、疑問や不安をお持ちの方もまだまだ多いようです。
ここでは、無痛分娩を選択するうえで大切な注意点、メリット・デメリットなどを詳しくご紹介します。
すでに無痛分娩で出産された先輩お母さんたちの体験談なども一部ご紹介していますので、将来、無痛分娩を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

2020年9月時点では、8.6%のお産が無痛分娩(※)でした。
当院でも、無痛分娩を選ぶ方が増えています。
(※)出典:令和2(2020)年医療施設(静態)調査より
まずは「無痛分娩」を知る
無痛分娩とは、麻酔を使って陣痛の痛みを緩和し分娩する方法です。
無痛分娩の麻酔法としては『硬膜外麻酔』が一般的で、当院でも「硬膜外麻酔」を用いた無痛分娩を行っています。硬膜外無痛分娩では、お母さんのへそから下の感覚を鈍くしますが、意識ははっきりと保つことができるため、分娩の全ての経過を味わうことができます。
無痛分娩の方法
お母さんの体を図3Aに示します。背骨の周辺を拡大したものが図3Bです。同じ部分の背骨を水平の断面で見たものが図3Cになります。分娩台の上で、横になるか、座った状態で背中を丸くして、背中を消毒し、腰のあたりに局所麻酔をします。
硬膜外腔(痛みを伝える神経が含まれた脊髄の近くにあります)というスペースに、硬膜外針を入れます。針の中を通して、カテーテルと呼ばれる管を入れます。カテーテルを通して麻酔薬を入れて、陣痛の痛みを和らげます。



日本産科麻酔学会ホームページより引用

子宮収縮や赤ちゃんの降下感は感じる事が出来るので、ゆっくり「いきみ」のタイミングを合わせ、「自分で産んだ」という満足感を得る事もできます。
生まれる瞬間の感動を味わえるのは、普通分娩となにも変わりはありません。
「無痛分娩」のメリットとデメリットは?
メリット
- 心臓や肺の調子が悪い妊婦さんの、呼吸の負担を和らげ、体の負担を軽くします。
- 血圧が高めの妊婦さんの、血圧の上昇を抑えることができます。
- 痛みを和らげることができ、産後の体力が温存できたと感じる人が多いと言われています。
- 万が一、緊急帝王切開となった時に、速やかに手術に移行できます。
デメリット
- 分娩の進行が途中で止まったり、赤ちゃんが反対に回ったり(回旋異常)することがあり、吸引分娩や鉗子分娩となる率が高くなる傾向があります。(特に初産の方)
- 麻酔による副作用や合併症の症状(血圧が下がる・尿意を感じにくくなる等)が出ることがあります。
- 通常の分娩管理費用より費用が高めです。(当院ではプラス8-10万程度)
無痛分娩を選んだ理由は?
当院で無痛分娩を選んだ方にアンケートをとった結果、以下のような意見が寄せられました。
出産時の痛み軽減に加えて、産後の体力温存のためという人が多数。「産後の体力を温存しておきたい」「痛いのが苦手」がどちらも約8割で、無痛分娩に決めた理由の1位・2位でした。痛みを軽減し疲労が少なくて済むと回復が早い傾向にあり、育児や生活が少しでも楽になるという声が多く集まりました。
- 1位産後の体力を温存しておきたい
- 2位痛いのが苦手だから
- 3位リラックスして産みたい
- 4位出産時のリスクを減らすため
- 5位出産日を決められるので夫が確実に立ち会える
- 6位自然分娩を経験し、ダメージが大きかった
- 7位家族や先輩ママからすすめられた
- 8位その他
病院を選ぶときのポイント
日本では都市部以外の地域で無痛分娩を行える医療機関がまだまだ少ないのが現状です。
加えて、無痛分娩を希望する際は、医療設備や医療スタッフの体制についてもしっかりと確認をしてください。どんな分娩方法を選ぶとしても、出産するお母さんが納得のいく施設を選ぶことがとても重要です。
できれば妊娠前からご家族と話し合ったり、病院を決めておくなどの準備をしておくと余裕をもって出産にのぞめます。
- 麻酔科の医師が常駐しているか?
- 自宅(実家)から通いやすいか?
- 急変時など、危機管理体制が整っているか?
- 無痛分娩の実績件数は豊富か?
- 病院の雰囲気やスタッフの対応は良いか?
- 納得のいくまで丁寧に説明をしてくれるか?
当院は、「無痛分娩関係学会・団体連絡協議会(JALA)」(https://www.jalasite.org/)のWebサイトに登録されたクリニックです。
受付までの流れ
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案内(初診時)
無痛分娩の案内の紙をお渡します。
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説明(初診~16週まで)無痛分娩の説明を行います。(必ず婦人科枠で予約をして下さい。)
※里帰りで無痛分娩を希望される方については、必ず16週までに当院のホームページ上から無痛分娩の説明(PDFファイル)をご確認下さい。
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受付(16週 2回目の妊婦健診)無痛分娩を希望していることを申し出てください。
無痛分娩が可能と判断した場合は、入院日を決定します。※無痛分娩の予約には安全面の観点から、数に限りがございますのでご了承ください。
※里帰りで無痛分娩を希望される方については、16週以降に無痛分娩予約のお電話をお願いいたします。 (無痛分娩の予約には安全面の観点から、枠に限りがございますのでご了承ください。) ただし、当院での分娩希望を検討された時期が16週以降で無痛分娩を希望された場合は、無痛分娩の入院枠の空きがある場合もございますので当院へご連絡下さい。
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入院(38~40週)
入院時、計画分娩の同意書を提出していただきます。
入院後のスケジュール
1日目~2日目 | |
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12時 ~13時頃 |
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※注意点1
- 陣痛誘発剤の使用は最長3日間とし、一旦退院することもあります。
無痛分娩の料金
通常の分娩管理費用+8~10万円程度です。キャンセル料などは頂いておりません。
※硬膜外麻酔を安全に実施するため、休日・夜間の対応ができないことがあります。
【ご注意ください】
当院では、以下の方は安全性の理由から無痛分娩をお受けすることができません。
- 40歳以上の初産の方(経産婦はお受け可能です)
- 高度肥満のある方(BMIが30以上)
- 身長150㎝以下の初産の方(経産婦はお受け可能です)
- 血液疾患(出血傾向)のある方
- 側湾症や脊髄神経疾患のある方
- 局所麻酔薬にアレルギーがある方
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診察にて医師が当院での無痛分娩が困難と判断した方
(ex. 妊娠中の体重増加が著しくある方など)

無痛分娩について関心のある方、もっと詳しいことを聞いてみたいという方は、ぜひ医師にお伝えください!
先輩ママの体験談
Q.無痛分娩で産んでみてどうでしたか?
痛みに弱いと自覚していたので、妊娠前から、出産する時はぜったいに無痛分娩にすると決めていました。
初産だったので、通常の出産と比べることはできませんが、無痛分娩を選択肢して本当に良かったと思っています。
第一子を自然分娩で産みましたが、あまりにも痛すぎてもうムリ!と思ってしまいました。3年後、第二子を授かったとき、同じ出産をするのならば、わざわざ痛い思いをしなくても良いのでは?と純粋に無痛分娩を選びました。
妹が立花レディースクリニックさんで無痛分娩をしました。産後の体調の回復が全然違う!という意見を聞いて私も無痛分娩を選びました。年齢も高めだったし色々心配だったけれど、丁寧に納得いくまで説明してくださったし、実績件数も豊富だったので安心してお任せできました。